溢れるアイが空にハバタイテ

16卒ジャニヲタ就活生

趣味で疲れる

私はヲタクだ。ジャニーズを追いかけることを趣味としている。追いかけることと言ってもあくまで、コンサートや舞台へ行ったりCDやDVDを買う程度だ。しかし私の好きなグループはこれ以上のdemachi文化が盛んで、この間観に行った舞台の千穐楽後の劇場のロビーは宝塚かと言いたいくらい人が並んでいてとても邪魔だった。私は彼女たちと同じグループが好きだが、このようなことをしているわけではないのに私も同等に見られることに対して嫌気がさしている。追い討ちをかけるように今年に入ってからチケットはとれなくなり、チケット業務に追われる。正直この時間は勿体無いから、お金に物を言わせることも少なくない。しかし私はお金持ちではないから使える金額には限度があるし、それ相当のものが得られるわけではないということも分かっている。同じ金額で私自身を豊かにしてくれる物はたくさんあるだろう。チケットを手に入れることで得られるのは思い出と半券だけ。大学生になってからというもの、私自身彼らを追いかけるのは義務感が半数を占めていた。観たい→観に行かなければならないに心情が変わっていることに気づかないフリをしつつヲタクを続けている。私はいつまでヲタクなのだろう。彼らはとても格好いいし、エンターテイナーとしても確立しつつあると思う。けれど、メンバーの1人が最近激ヤセしてとても気持ちが悪い貧相な面になってしまった。彼のチャームポイントと言っても過言ではないところを自らなくしてしまった。持論ではあるが、アイドルとは群がるヲタクに対して夢や希望を与えるようなものであって、心配をかけさせるものでもなければ否定的なことを言わせるものでもないと思う。もちろん、本人はよかれと思ってやったのだと思うがここまで受け付けないと思ったのは初めてだった。 昨日から8月下旬に行われるコンサートのチケットが発送され始めた。私は全滅で一枚も手にしてないから、行くならばさがさなければならない。いつも通り探してはいるが、どうしても勿体ないと思ってしまい手を出せずにいる。彼らが新しく作り上げるものには興味があるのは確かだ。でも2012年を超えてくれるのか、7,500円以上の価値はあるのかどうかと考えてみると無理していく必要がないのではないかという風に思えてしまう。もしかしたら、もう私は彼らに対して今までの熱量を生み出すことが出来ないのかもしれない。