溢れるアイが空にハバタイテ

16卒ジャニヲタ就活生

わたしとは………

北原里英さんのドキュメンタリー?のようなものを見ながら色々と考えた。私はなんのために生きているのだろう。私の夢はなんなのだろう。私自身、北原里英さんと同じように人から求められることが好きだ。だから、生徒会や学祭の実行委員など気乗りしないフリをしつつ精力的に活動していた。しかし、彼女とは違って夢はない。彼女は女優になることが夢だといっていた。そして、今はNGT48のキャプテンとして栄光と挫折を知っている彼女だからこそのチームを作ろうとしている。私は就職活動はなんとなくどこかに就職できればいいと思いながら活動していた。私の就職活動の軸と言えば「首都圏(できれば都内)勤務」「転勤なし」の二点がメインだった。だから学内の合説ではこの条件のところしか話を聞きにいかなかったし、企業が開催する説明会に参加する前に確認することはこの二つだけだった。色々な会社を見ていて思ったことは、どこも私を必要としていないということだ。もちろん、スキルもなにもない新卒の学生だから致し方ないのかもしれない。でも求められることにこそ生き甲斐を感じる私にとっては辛いものだった。私が今のところ就職しようと考えている会社は、とても小さくまだまだ発展の必要なところだ。もしかしたらブラックかもしれない。もしかしたら制度すら整っていないかもしれない。だとしても、せっかく私を必要としてくれた会社に入り少しでも会社に恩返しすることができればこれ以上のない幸せなのかもしれない。